法務とか英文契約とかM&Aとか

某メーカーの法務部員のつぶやきです

中国契約関係

中国企業との契約は当たり前ですが中国語の案が相手から提示されます。

英語の翻訳みたいなものが並記されてることも多いですが。


個人的には契約は交渉してる言語で作るべき、と思っているので中国語で交渉していたら中国語で作るべきなんでしょうね。


そんなわけで通訳を介しながら、たまに中国語を話して交渉し、中国語と日本語の契約を作るわけです。


が、正確に翻訳されているのだろうか、と中国語案を読むとボロボロなことが3割程度あります。そんなこんなで最近は相手が英語ができたら英語で交渉して、英語で作った方が良いな、というところ。


で、問題は英語で作らとなると準拠法が中国法のことがよくあるわけで、英語と中国語の対訳と各条項の中国法上における位置づけが何も分からん、ということです。


そう考えると中国語で作るのかな、とスタート地点に戻った感じ